障子は、紫外線も暑さも寒さも防いでくれる?

障子には、外からの光を部屋全体へ柔らかく広げる働きがあります。
障子紙の繊維が光をさまざまな方向へ散らすため、直射日光のまぶしさが抑えられ、落ち着いた明るさになります。
ただし、
「光が柔らかくなること」と
「紫外線や熱を防ぐこと」は、
同じ性能ではありません。
【障子紙のUVカット率】
問屋さんとメーカーさんの資料に掲載された商品の測定値を、障子紙の種別ごとにまとめると、次のようになります。
・普通紙:87~96%
・倍厚紙:89~93%
・強化紙:84~96%
・プラスティック系:95~99%
UVカット率は、
100%-紫外線透過率
で表されます。
数値が高いほど、室内へ入る紫外線を減らし、畳や床、家具、カーテンなどの色あせや劣化を抑える助けになります。
ただし、同じ種別でも製品や色柄、試験条件によって数値は異なります。また、日焼けや劣化を完全に防ぐものではありません。
【遮熱とは?】
遮熱は、日差しによる熱が室内へ入るのを抑える働きです。
夏の日差しによる室温の上昇を抑える助けになるため、主に夏の暑さ対策として考えられます。
ただし、
UVカット率が高い=遮熱性能も高い
とは限りません。
紫外線を抑える性能と、日差しによる熱を抑える性能は、別の指標です。
【断熱とは?】
断熱は、室内と外の熱が移動するのを抑える働きです。
障子を閉めると、窓と障子の間に空気の層ができ、熱が伝わりにくくなります。
夏は、外の暑さを室内へ伝えにくくする。
冬は、室内の暖かさを外へ逃がしにくくする。
このように、断熱は夏にも冬にも関係します。
ただし、断熱効果は障子紙の種類だけで決まるものではありません。建具のすき間や窓の性能などによっても変わります。
【3つの性能は、それぞれ別です】
・UVカット
紫外線を減らし、室内の日焼け対策に
・遮熱
日差しによる熱を抑え、主に夏の暑さ対策に
・断熱
室内外の熱移動を抑え、夏と冬の冷暖房対策に
障子紙は、見た目や破れにくさだけでなく、
「室内の日焼けが気になる」
「夏の日差しによる熱を抑えたい」
「冬の窓まわりの寒さが気になる」
など、暮らしのお悩みに合わせて選ぶことが大切です。
障子紙の種類や特徴をご説明し、ご希望に合うものをご案内します。
障子の張り替えは、金沢屋大宮三橋・見沼インター店へお気軽にご相談ください。
