障子に穴!障子が超大好きな虫「紙魚」のせい
写真のような障子の穴、それは紙魚のせいです。


「紙魚」と書いて「シミ」と読みます。
古くパリパリになった紙や澱粉を好んで食すということで、まさに障子は超大好物で、シロアリみたいに木を食い荒らすことはなく、お家の骨格に対する害は心配ないらしいですが、何より”キモイ!”

成虫の大きさは8mm~10mmほど、夜行性で昼間はまず目にすることなく、夜中にパッと明かりつけたらすばしっこく逃げる銀色っぽい虫がいたら紙魚の可能性ありです。
障子屋の立場から提案する予防策は、
1.良質の障子紙を5年ごとに張り替えましょう。
2.プラスチック障子を採用しましょう。
その他に一般的な対策として、
3.こまめに掃除や虫干しをしましょう。
4.ホウ酸団子や紙魚に適応する殺虫剤を使ってみましょう。
5.ラベンダーやハーブの香りで寄せ付けないようしてみましょう。
などの手段があります。
襖紙も劣化すると紙魚に餌食になってしまうので、被害拡大を防ぐためにもお家の障子に穴を見つけたらまずは気軽にご相談ください。
